福祉の現場のサービス残業の実態

保育や福祉の現場について、低賃金だとか専門性がないという内容の話題が尽きません。

 

「あなたの専門性が何であるか」と自分に問いかけてみます。

A、利用者の方と時間を共有できる時間が多いこと(アセスメントする力)、生活における課題を本人と協働で解決を目指す立場(相談面接技法)、生活に必要な社会資源を提示して本人が活用できるように働きかける(調整力)など、他の専門職では補えない部分を担っていると思います。

 

次に、低賃金について触れると、個々人の生活スタイルや地域によって感覚が異なるので、金額では一概に言えません。また、選択の自由は平等に与えられているので、他の仕事や法人などをなぜ選択しないのか、またはできないのかを考える必要があると思います。

 

低賃金を選択しないことで、よりよいサービスが生まれることは市場原理としては当たり前なので、私たちが自分のニーズにあった職業を選ぶことに大きな価値があると思います。